瀬戸山道場の稽古中の様子です。

沖縄空手道及び沖縄古武道は、沖縄古来の武術に中国より伝来した武術が合一し、沖縄風土の中で独自の発展を遂げた武道であり、護身の術です。「型」を中心とした稽古で自分自身の身を鍛えることにより、科学的・合理的に技を身につけて、相手と闘うことのできる武道です。沖縄空手には様々な流派が存在しますが、当館では「小林流」を指導しています。

小林流

昭和8年に、知花朝信先生が命名されました。立ち方、構え方、呼吸法のいずれも無理なく自然なものです。力の入れ方と抜き方に特徴があり、技を出す瞬間に力を込めて、次の動作に移るときに力を抜きます。こうすることで、呼吸の乱れ、疲労を減らし、素早い動作が可能となります。

護身術

小林流は「体力貧弱にして術に重きを置く痩方の者に適す」という言葉通り、技に重きを置いた流派なので、女性や子どもが護身術として身につけるのに最適です。